「たとえば、誰かが流れ着いて 帰り方も忘れて
仕様がなくそこに家を建てて なんとなく住んだとさ
どうだい 僕の街は 君の街だ」
CUSTOM RADiO(河野恭平)/街
まずは店主の私、河野恭平の自己紹介から
【幼少期からマイノリティ】
皆と同じのが嫌だった俺は、スーパーファミコンではなくメガドライブを選んだ。
ソフトも共有できるスーパーファミコンの方が有無を言わさず人気だったけど。。。
【音楽との出会い】
中学校から従兄弟の影響でギターを始め、高校ではバンドに夢中になった。
大学進学を理由にバンド活動のために大阪へ行ったものの、ノルマ地獄を目の当たりに。
その後、ライブハウスで働いた結果、音楽を含む全てが嫌になり、音楽をやめるつもりで帰郷。
【音楽がやっぱり好き】
しかし、音楽をやめられずに歌ばかり作り、地元でエレキギター一人弾き語りライブを始め、
ツアーに出ることも決意。
機材の重さに苦しみ、アコースティックギターにチェンジ。
さらに、6弦ギターではなく12弦ギターを弾くという、懲りないマイノリティ。
活動拠点やマイゴも、東京や大阪ではなく香川、高松ではなく
地元丸亀という選択も、マイノリティな私らしいといえばらしい。
【マイゴ誕生秘話】
音楽で生きていく。それは私の夢でした。しかし、ライブ活動だけでは食べていけず、就職かライブハウスを継ぐかの選択を迫られます。紹介された会社は人員募集をしておらず、必然的にライブハウス開業という道が開けました。
【苦難と挑戦】
大阪から戻り、人脈もない中で始めたマイゴ。最初は飲み屋として営業するなど、試行錯誤の連続でした。それでも、夢を実現するために、私は様々な挑戦を続けました。
【積み重ねる喜び】
私自身はライブ出演ではまだまだ叶わなくて辛いこともありますが、
出演者さんたちが作り出す景色は、年々、毎月、何物にも代え難い喜びを与えてくれます。
【マイゴの葛藤】
昔、家に遊びにきて欲しくてメガドライブを買ったあの頃よりかは、
マイゴは比べ物にならないくらいいろんな人に遊びに来てもらってる。
本当にありがたい。
でも、もっといろんな人に知ってほしいし、もっといろんな人に来てほしい。
ある日突然マイゴが無くなったら、今後決まっているイベントはどうなるんだろう?
毎月、毎日、思う。
無理強いして来てもらってる方も、助けてくれてる方も多いのは分かってる。
存在意義をわれてる…いや、いつの時代もか。
マイゴ15周年!まだまだ止まらない。止まりたくない。
15周年を迎えたマイゴは、まだまだ多くの人に知られていない。
でも、私はマイペースにマイゴを続けていく。
いつか、私の音楽がたくさんの人に届くことを信じて、
私の好きなミュージシャンの音楽を届けたい!
マイゴは、音楽が好きな人ならどなたでもお越しください。
気軽に遊びに来て、ライブハウスの熱気を感じてください。
マイゴは、あなたを待ってます!